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08.12.2014

屋形船の遊び方「昔と今」

豪華客船でクルージングという船の愉しみ方があれば、一方では、江戸情緒あふれる屋形船という船の愉しみ方があります。 屋形船を十分に愉しむためには、屋形船について知っておくことが肝心かもしれません。そういうことから、ここでは屋形船の歴史について探っていきます。 屋形船は、その昔川遊びなどに用いられた船で、特徴は、家の形をした覆いがあること。屋形船は「楼船」とも呼ばれ、平安時代の頃から貴族の遊びのための船などに使われていたそうです。 本格的な屋形船は、江戸時代になってからで、花見や納涼、花火や月見のなどの際に大名や豪商などが遊びに使った豪華な遊覧船で、江戸時代には両国橋付近が人気スポットだったようです。 屋形船での優雅な遊びは、芸妓を乗船させての酒宴が主な遊びで、大阪などでは2階建ての大きな屋形船もあったそうです。 そのような贅沢三昧の屋形船遊びも、8代将軍となった徳川吉宗の時代に倹約令が敷かれ、屋形船も大船を禁止し、船の寸法も決められるなどして、屋形船は実質使われなくなったそうです。 昨今の屋形船遊びは、何とも現代的趣向でさまざまな工夫が施されているようです。たとえば、お台場の夜景を愉しみながら、本場月島もんじゃを満喫できるプランや、東京スカイツリーを観光する隅田川コースなど、観光目的が主流のようです。